2017年1月5日木曜日

MOVERIO BT-300 / 録音について2

前回の記事で、MOVERIO BT-300録音時の音量が限りなく小さいというのを挙げた。
で、実際どれくらい小さいのか?というのを検証してみたぞ。

まず、録音アプリから作成した。
将来的に、EPSONにより改善されないという状況を考え、色々自作するためだ。

Androidにおける、録音アプリの作り方については、
以下のサイトを参考にさせて頂いた。

teruuuのブログ
http://steavevaivai.hatenablog.com/entry/2015/01/03/225505

MediaRecordを使った方が、なぜが失敗したので、
AudioRecordを使った方を使用。

各種シチュエーションで録音して、その波形を、いつも音関係でお世話になっている、
GoldWave で表示してみる。

↑これが、スマホ、nuu X4の素の状態で録音したもの。
約2.5m離れた人の会話を拾ってみた波形。これでも人の会話であることは聞いて認識できる。
会話以外も多少のノイズを拾っている。

↑nuu X4にコンデンサマイクを付けて録音。
波形の大きさは、ノイズも含め、数倍になった。

↑nuu X4に同梱されていたヘッドセット。
素の状態とほぼ同じ。中央の波形は、8メートルほど離れた場所の冷蔵庫のドアの音。
会話より響いたらしい。
↑それに対して、MOVERIO BT-300に同じヘッドセットを付けて録音したもの。
入力はほぼゼロ。ノイズも拾ってない。

↑そのヘッドセットのマイク部分を指でトントンと叩いた波形。
それでもこの程度。

というわけで、ヘッドセットのマイクでは、やはり通話用の自分の顏の周囲しか音を拾わない。
コンデンサマイクを使いたいけど、それでも、距離は伸びないかも。

ここから、波形を増幅して、ノイズを除去して、MediaRecordを使って映像と共に記録するところまで作らないと、「見ている風景の音まで拾った映像録画」は出来なさそう。

ちなみに、BT-300に一切マイクを付けずに録音しても、4番目の画像になる。
マイクが接続されていなくても、エラーを検出できない。

スマホは電話なので、必ずマイクが付いているはずだが、MOVERIOの様に、マイクが無いAndroidでも、それを検出できない、というのはいかがなものか。

カメラの様に、複数のマイクを繋いで、切り替えて使える、という機能があっても良いと思うんだが…。





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