2018年6月16日土曜日

PowerDirectorの謎仕様

動画編集ソフトのPowerDirectorを買ったのだが、色々使い勝手の悪い仕様があるので、自分で作るときは色々こだわる私の視点から、ちょっと文句を付けてみるぜ。

まず、各所にヘルプボタンがあるのだが、私の環境では、クリックすると全てエラー。
ダイアログが表示されるのだが内容は「ブラウザをインストールしろ」。

これの原因は、使い勝手が悪い、InternetExplorer11をアンインストールしていたことだ。
PowerDirectorは、なぜかブラウザ=InternetExplorer11と認識しているらしい。
再インストールすることで各種メニューは使えるようになったが、実際に表示されるページは、既定アプリのChromeになるのが、まったくもって意味不明。

そしてパーティクル。
まず、サムネイルの表示方法が酷い。
各サムネイルの下に、それぞれの名前がきちんと表示されている。
(スマホのホーム画面っぽいイメージ)
にも関わらず、マウスを乗せると、でかいチップヘルプで名前が表示されるので、せっかくのプレビューが見えなくなる。
名前は既に表示してるんだから、チップでわざわざ表示すんな。

そもそもパーティクルといいつつ、パーティクルではない。
単なる動くフレームだ。
粒1つ1つではなく、全体のイメージで見るしかない。

フェードイン、フェードアウトの有効無効が切り替えられるが、これはあくまで、動画に配置したときのクリップが対象。
粒1つ1つがフェードインして出てくることは無効にできない。
粒1つのフェードインは約1秒かかるので、出だしがモッサリした感じのパーティクルしか作れない。

また、パーティクルのコピー機能が存在しない。
パーティクルのタイムラインは10秒固定だが、タイムラインはいくつも持てる。
例えば、花火っぽいエフェクトを、タイムライン1に作ったとして、タイムライン2にタイミングをずらした花火を配置しようとした場合、また1からパーティクルを作るしかない。
パーティクルのタイムラインに、他のパーティクルを配置することもできない。

どこかに使う方法があって、私が見つけられて無いだけなら良いのだが…。

また、パーティクルにはスタイルを設定できるのだが、数は多く無い上に、組み合わせることができない。

左右に揺れるウェーブ系のスタイルと、一旦大きくなってから小さくなって消えるスケールスタイルがあるが、スタイルはどちらか一択。

ウェーブしながら粒が小さくなる、というような動きは不可能なのだ。
まったくもって意味がわからん。

ユーザーが作ったテンプレートをダウンロードできる機能があり、数千のデータが登録されているが、これらはあくまで、上記の組み合わせで作ったものであり、新しいスタイルが追加されるわけではないのも残念な点。

細かい演出を考えている人には、オススメはできない。
あくまで、動画の繋ぎ合わせ(トランジション)やテロップ入れるだけ、程度に考えておいたほうがいいと思う。

まだまだ使い方を研究している段階なので、もうちょっと慣れれば、できることも増えるかも。

その前に、Unityに移りそうだが。

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