2018年6月16日土曜日

PowerDirectorとPhotoDirector

セットで12000円、60%OFFだったので買ってみたわけですが。
微妙…。

機能的には問題ないんですが、私が求めていたものとは違ったってところ?

動画編集部分は、昔プレミアでやってたんで、興味があるのは演出のほう。
テキストのテロップの乗っけるのも昔は苦労してましたが、
今は、テキスト自体がさらにタイムラインをもって制御できるので、その点は色々できる。
が、その先、かゆいところに手が届かない感じがちょっとね…。

例えば、テキストもパーティクルも、個別にタイムラインを持ってるけど、どれもこれも10秒固定。
作成するときは10秒の固定長で、配置するときに長さを変更できる。
だが、その変更も使い勝手が悪い。タイムラインを短くしても、タイムスケールは変わらないので、1秒に縮めたら、1/10分しかアニメーションが進行しないのだ。

例えば、10秒フルに使って、画面上端から、画面下端に流れ落ちる動きがあったとする。
それを動画のタイムライン上で1秒に縮めると、画面1/10分しか移動してないところで終了するし、20秒に伸ばすと、10秒時点で画面下端に到達し、そこから先は何もない状態になる。
配置した長さにスケーリングしてくれないのだ。

テキストに付けられるエフェクトも、テンプレートからの選択のみ。
文字1文字単位でのうごきの演出ばかりで、例えば文字列に対して、ラスタースクロールするようなテンプレートはない。

他の人が、パーティクルで炎を作っていたので、どうやっているのか見たが、タイムラインにアニメーションの設定がない。
おそらく、GIFアニメーションで炎を作り、それを貼り付けているだけのようだ。

このやり方を見ても、PowerDirector単体では、演出系が弱いというのは分かる。
が、あくまで、”編集ソフト”であり、それ以上でもそれ以下でもない。

私がやりたかったことは、アドビのプレミアではなく、After Effectsの担当なのだろう。

ちなみに、PowerDirectorで動画の色変更やモーショントラッキングをやろうと思うと、ColorDirectorという12000円もする追加パッケージが必要だが、それでも多分、AfterEffectsっぽいことはできない。

また、デフォルトで用意されているパーティクルがしょぼかったので、自分で画像を作ろうと思い、PhotoEditorを立ち上げた。

しかし、PhotoEditorはあくまで、フォトレタッチソフト。
画像を新規作成することはできなかった。

PhotoShopは、新規で画像を作成し、そこにドットをポチポチ打つことも出来たが、
PhotoDirectorはそもそもの発想が違う。

画像ソースが入ったディレクトリを1つ指定して、そこある写真全てを対象としてプロジェクトを作る、となっている。
新規作成するのは、画像ではなくプロジェクト単位なのだ。
なので、極端な言い方をすると、画像が1枚も無いPCにインストールしても何の役にも立たない。
画像を作るという点でいうと、MSPaintの方が上ってことになるな。

不具合と言っても良いくらいの仕様もいっぱいあるので、それはまた別記事で…。











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